大阪府のみなさまこんにちは
カメラのキタムラ大阪ルクアイーレ 店
アップル製品サービスの会田です♪
キタムラはiPhone・iPadの修理以外にも実は
Macの修理も行っているんです!


今回はMacの充電器のお話です。

1.純正充電アダプタの種類

61WAdaptor.jpg
MacBookシリーズには、USB-Cケーブルで充電できるUSB-C電源アダプタが付属しています。

このアダプタ、実は機種ごとに出力が異なります。

  • MacBook Air(M1)・・・30W
  • MacBook Pro(13インチ/M1)・・・61W
  • MacBook Pro(15インチ)・・・87W
といった具合です。

MacBook Pro(M1 Pro/M1 Max)の場合は
67W/96W/140Wのアダプタが用意されています。

昔の機種も含めて、電源アダプタには多くの種類があります。
詳しくはAppleサポートページをご覧ください。


2.市販のアダプタを使用する際の注意


USB-Cのアダプタは、家電量販店やネットでも多くの種類が販売されています。
このように社外品もMacの充電に使用することができますが、
ワット数(W)の数字に気を付けて購入しないと、きちんと充電できないことが考えられます。

付属していたアダプタよりもワット数(W)が小さいものを使うと、充電のスピードが遅くなってしまったり、
充電しているのに残量が徐々に減っていく・・・なんてこともあります。
※ワット数(W)が規定より大きいものを使っても問題はありませんが、比例して充電が速くなるわけではありません


※USB-Aのアダプタでは出力が足りないため、Macの充電はできません。
DSC01225.JPG

3.「USB-C PD」 対応の充電アダプタ・ケーブルを選ぼう

社外品の充電アダプタを選ぶときは、「PD」という記載があるものを選びましょう。
これは「Power Derivery」の略で、USB-Cのアダプタとケーブルで高速充電を行うための規格です。
充電アダプタとケーブルの両方がPDに対応して、はじめて本来の性能を発揮できます。

ケーブルの見た目が同じでも性能が違うことがある


PD対応のUSB-Cケーブルは、60Wまで対応のタイプと100Wまで対応のタイプがあります。
現在、Macに付属してくるUSB-Cケーブルは100Wまで対応しているものです。

W数の計算方法


ケーブルの説明書を見ても、商品によっては対応するワット(W)数が分からない場合があるかもしれません。
その時は、対応している電圧(V)と電流(A)を確認しましょう。
電圧(V)と電流(A)の数字を掛けた数が、対応のワット(W)数になります。

  • 20V・3A → 60W対応
  • 20V・5A → 100W対応

このようになります。ケーブルを選ぶときは注意して選択しましょう。

下の画像は、20V 1.5Aで30Wのアダプタです。
DSC01227.JPG


4.140Wの電源アダプタはMagSafe3で使おう


上記のように、USB-Cケーブルは100Wまでの電力を扱うことができます。
しかし、2021年に発売されたMacBook Proでは140Wの充電アダプタがついてくるものがあります。

この140Wのアダプタは、実はUSB-Cケーブルを使用した充電ではそのパワーを発揮できません。
Macに付属しているMagSafe3のケーブルと一緒に使用することで、急速充電が可能になります。


5.充電アダプタ・ケーブルの不調もカメラのキタムラへ


MacBookに欠かせない充電器ですが、
アダプタやケーブルも使用に伴って不調をきたしてくる場合があります。
そんなときは、Mac本体とご一緒にキタムラへお持ちいただけますと、検査の上交換などの対応を行っております。
※お申し込みから数日かかります。納期は店舗までお問い合わせください。


まとめ

  1. 充電器には種類がある
  2. 自分のMac付属のアダプタ以上の出力が出るものを使おう
  3. 充電器の不調はカメラのキタムラ アップル製品サービスへお任せください

以上となります。
ご来店をお待ちしております。

ご来店の際は混雑回避のため、ご予約をお願いいたします。

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